自動車運転過失致死事件

自動車運転過失致死事件

 

解決までの期間:9か月ほど
最終処分:執行猶予
依頼者:本人

 

1 自動車事故による死亡事故

 

この事件は,非常に勤務態度がよい将来を嘱望されていた若い社員による交通死亡事故の事件でした。全く魔が差したとしかいいようがない事故でしたが,わき見運転という過失があり,起訴されました。

 

2 在宅起訴

基本的に自動車運転過失致死罪は,ひき逃げのような悪質な事案でない限り,逮捕勾留されません。その代わり,捜査期間は長期に及び起訴までに時間がかかかることも多いといえます。この事件でも,事件発生から起訴までには,半年以上かかりました。

 

3 示談の成功

この事件では,保険会社にかわって,弁護士が示談交渉もできたことから,公判期日までに遺族の方と示談をすることができました。示談書には,罪を許すという意味の宥恕文言もいれることができたことから,本人にとって有利な執行猶予判決を得ることができました。

 

4 本人の仕事

本人の仕事については,早期の示談解決により,会社から解雇等の処分を受けることはありませんでした。自動車運転過失致死罪を犯したとはいえ,悪質な飲酒運転等でなければ直接懲戒解雇事由とはなりません。弁護人としては,本人の仕事についても配慮しながら弁護活動をしていき,必要に応じて会社対応をすることになります。

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