強制わいせつ事件
強制わいせつ事件
解決までの期間:1か月ほど
最終処分:起訴猶予
依頼者:両親
1.酒に酔った被疑者による強制わいせつ
この事件は、酒によった学生が同級生の女性に対して馬乗りになり胸をさわったという事件でしたが,通常このような行為でも,迷惑行為防止条例ではなく「強制わいせつ」として処分されます。そして,強制わいせつ事件では,通常逮捕勾留され、刑罰も厳しくなることが想定されます。
2.被疑者は専門学校在学中であった
被疑者は専門学校在学中であり、身柄拘束をされれば、専門学校を辞めざるを得ない状況でした。結果的に,逮捕まではされませんでしたが,早期の示談解決が必要な状況でした。
3.被害者との示談交渉
強制わいせつで量刑を下げるためにいちばん重要なのは、被害者と示談をすることです。
この件は、被害者との面会に成功し,被害弁償のお金として100万円を払うことで示談をし,刑事告訴をせず,罪を許すという文言まで得ることができました。
4.まとめ
この件は、早期の示談ができず,身柄拘束がなされれば専門学校を辞めざるを得ない状況となる厳しい事件でした。
しかしながら、示談に対する両親の協力などもあり、無事、学校もやめることなく生活できることとなりました。