強制わいせつ事件で刑事告訴や損害賠償請求訴訟に至ることなく、示談が成立した事例

依頼者:20代 女性

結果:刑事告訴や、損害賠償請求訴訟に至ることなく、示談が成立

 

1 勤務先で、強制わいせつ事件が発生

本件では、依頼者は、自身がアルバイトをしていた勤務先で強制わいせつの被害にあい、以降、加害者から二度と接触が無いよう手段を講じたいと考えていたものの、具体的にどのように対処したらよいのか分からず、当所に相談に来られました。

 

2 本件の弁護活動

当所弁護士は、依頼者の心身のケアを最優先するのはもちろんのこと、刑事裁判や民事訴訟の提起、示談交渉等、加害者に対し法的・社会的な責任を追及する方法についてご説明しました。結果、依頼者の意向に基づき、加害者との示談交渉を進めることとなりました。

当事者間に当所弁護士が介入することで、示談交渉はスピーディに進み、加害者は慰謝料の支払いに応じるとともに、今後被害者にいかなる手段でも接触をしないこと等を誓約する示談書を取り交わすことができました。

 

3 弁護士からのコメント

わいせつ行為として代表的なものは、胸や陰部などに触れるといったものが挙げられますが、これらの行為に、相手方の同意がなければ「強制わいせつ行為」となります。他にも、無理やり服を脱がしたりする行為などは、強制わいせつに当たる可能性が高いと言えるでしょう。

強制わいせつ行為の被害にあわれた場合、まずはご自身の身体と精神面の両方のケアを行い被害の回復をしていくことが第一です。また、その他加害者に対し、法的に対処する道もあります。しかしその際、被害者本人が加害者と直接やり取りすることは非常にストレスが大きく、あまり現実的ではないと言えるでしょう。また、加害者が被害者からの交渉を無視したり、罪を認めず交渉が進まない可能性もあります。


その点弁護士が介入することで、被害者が必要以上に精神的労力をかけることなく、なおかつスピーディに加害者に対し法的・社会的責任を追及することが可能ですし、示談書等の書類を作成する場合にも、不備の無い書類を取り交わすことができます。また、訴訟を提起した場合の流れや証拠の有効性など、正しい法的アドバイスをさせていただきますので、被害者の方が少しでも安心できるのではないかと考えます。

被害にあわれた方が第三者にご相談されるのは勇気のいることかと思いますが、お一人お一人の気持ちに寄り添いサポートをさせていただきますので、お困りの際には、どうぞお気軽にご相談ください。

 

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